リボ払いのキャッシングをしていても過払い請求は可能だ

リボ払いという方法は日本ではあまりメジャーではありませんが、アメリカやヨーロッパを始めとして金融が発達している国では当たり前のように使われている方法です。最近ではリボ払いについて色々な考え方があり、特に多重債務などに陥りやすいと言われていますが、実態はそんなことはありません。リボ払いは最低支払額が決まっていますし、借入金が多くなればなるほどその支払額が多くなり、必ず利息を支払って元金も減るように考えられて最低支払額が決まっているのです。ですから、リボ払いで支払いをしても一生完済しないというような言い方は間違いだと言えます。随時返済もできるわけですから、余裕があれば返済を早める事もできるのです。

こんなリボ払いをしている人、そして過去にしていた人にとってはキャッシングで過払いをしていた人もいるでしょう。キャッシングでリボ払いを選んでいた人の場合も、基本的には過払い訴訟の対象になり、払い過ぎたお金は返済してもらうことができます。どの程度払いすぎていたかというのは計算して導き出すわけですが、この時の計算次第では今まで支払いすぎていたお金が戻ってきて、そのお金で今借り入れをしているお金の返済に当てることもできます。いわゆる相殺させるという方法ですが、意外にこの方法がよく使われています。そして借金を完済させて、キャッシングから離れることもできるのです。

一般的には消費者金融もカードローンもたいていはキャッシングの支払いはリボ払いに近い形をとっています。おそらく昔から消費者金融やキャッシングがリボ払いのような形態をとっていたために、多くの人がリボ払いというのは良くないものだと考えるようになったのかもしれません。しかし要は使い方次第なのですから、この方法論が100%悪だというように考えないほうがいいでしょう。

過払い訴訟をすればまだ間に合うようですし、とりあえずは消費者金融やキャッシングでリボ払いをしていたという人は返済が多すぎる可能性もありますので、法律事務所などに相談してみるといいかもしれません。

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