マンションを購入する方は注意、ローンの利息はこんなに膨らむ!

マンションを購入する際に現金一括で購入する、という方はほとんどいらっしゃらないでしょう。ほとんどの方は住宅ローンを組んで購入するという選択をされるかと思います。さて、住宅ローンには三タイプあります。固定金利型、固定金利期間選択型、変動金利型です。固定金利型は将来金利がどう変動するとしても借入時にすでに金利が固定されるため、金利が高めの設定になるのですが、将来の返済計画が立てやすい、というメリットがあります。変動金利型はその逆で借入時に返済額が確定しないので、返済計画が立てづらいのですが、定期的に金利が見直されるため、金利変動による返済額減少の恩恵に預かることができます。固定金利期間選択型はその両方のメリットデメリットを足して2でわったようなものです。どの返済方法を選ぶかは債務者の経済状況や価値観によってかわってくるでしょう。

あと金利に関して覚えておくべきなのは借入期間が長いほど月々の負担は軽くなりますが、同時に金利負担が大きくなるということです。例えば金利が3パーセントで1000万円の融資を受けたとしましょう。その場合、返済期間が5年であれば、月々の18万円程度になります。では、返済期間が35年だとします。月々の返済は4万弱まで減少するのです。では、今度は金利負担について具体的にみてみましょう。やはり1000万円の融資を受けたとします。金利は同じく3パーセントです。10年で返済するとしたら、金利の合計は150万ほどです。では、20年ですとどうでしょう?それが倍の300万ほどになります。そして、30年の場合は金利は500万程度にまでなるのです。

これからマイホームを購入しようという方はまずはこうした利息を計算して、ご自分と家族にとっての最善の選択をするようになさってください。

閉じる